メルマガは、すでにショップを知っているお客様に、新商品、再入荷、季節のおすすめを直接届けられる、いちばん確実な販促手段の一つです。ところが、「件名が思いつかない」「本文を書く時間がない」という理由で、配信が止まっているショップは少なくありません。
AIを使えば、構成案、件名の候補、本文の下書きを短時間で用意できます。一方で、メルマガは一度送ると取り消せません。価格や配信対象を間違えれば、お客様の信頼に直接ひびきます。
この記事では、AIでメルマガを作る手順と、配信前に必ず確認したいポイントを紹介します。
【この記事でわかること】
- 目的 → 読者 → 構成 → 件名 → 本文の作成手順
- 件名を複数案から選ぶコツ
- 誤配信を防ぐ、配信前のチェック項目
1.配信の目的を一つに決める
新商品を紹介する、再入荷を知らせる、しばらく買っていないお客様にもう一度来てもらう。まず、この配信で何をしてほしいのかを一つに決めます。一通に多くの商品や案内を詰め込むと、何を伝えたいのか分からなくなり、結局どのリンクも押されません。
いちばん案内したい内容を一つ決め、「その行動につながる構成で」とAIに依頼します。
2.読者と、伝える情報を整理する
初めて購入した人、リピーター、特定の商品を買った人。対象によって、必要な説明の量や言葉づかいは変わります。AIに読者の状況を伝えると、説明の詳しさを調整してくれます。
あわせて、商品名、価格、期間、在庫、特典、リンクなど、確定している情報をまとめて渡します。ここで渡すのは「商品と条件の情報」であって、お客様個人の情報ではありません。氏名や購入履歴をそのままAIに入力する必要はないので注意してください。
3.構成を先に作り、確認してから本文へ
メルマガの基本構成は、件名 → 冒頭のあいさつ → 案内の要点 → 商品の魅力 → 購入ページへの案内 → 注意事項、の順です。
まず構成だけをAIに作らせ、内容を確認してから本文に進むと、不要な文章が減り、書き直しも少なくなります。多くのお客様がスマートフォンで読むことを前提に、一文と一段落は短めに。冒頭の2〜3行で「何の案内か」が分かるようにします。
4.件名は複数案を比べて選ぶ
件名は、方向性を変えて作らせます。
- 内容がそのまま分かる案(例:「秋の新色、入荷しました」)
- 商品の魅力を伝える案(例:「400gの軽さ、通勤バッグの新定番」)
- 期限を伝える案(例:「10日までの早期予約特典」)
候補は3〜5案に絞り、自社のお客様に合う言葉を選びます。過度に不安をあおる件名や、本文と違う内容で開封を誘う件名は、開封率が一時的に上がっても、次から開かれなくなります。
5.配信前チェックを必ず行う
AIが作った文章を配信画面に入れたら、必ずテスト配信をして、次の項目を確認します。
- 商品名、価格、割引条件は正しいか
- 開催期間、曜日、時刻は正しいか
- リンク先はすべて開くか、正しいページか
- 画像と文章の商品は一致しているか
- 配信対象と差出人情報は正しいか
- 配信停止の案内と、送信者の氏名・住所の表示が入っているか(特定電子メール法の要件)
- スマートフォンで読みやすいか
LINE用にも短く展開できる
完成したメルマガをもとに、要点だけを残したLINE用の文章も作れます。同じ情報から作ると内容がそろいますが、配信の時間帯や文字数はLINEに合わせて調整してください。通知として届くLINEでは、最初の一行が勝負です。
よくある質問
配信の頻度はどれくらいが目安?
決まりはありませんが、「伝えることがあるときだけ、確実に」が基本です。無理に毎週送るより、新商品や再入荷のたびに確実に届けるほうが、開封率も信頼も保てます。
件名にAIが絵文字を入れてきた。使っていい?
ブランドの雰囲気に合うなら構いません。ただし、機種によって表示が崩れる場合があるので、テスト配信で実機確認をしてください。
まとめ
AIでメルマガを作るときは、目的、読者、確定情報を整理し、構成 → 件名 → 本文の順に進めます。AIは下書きを担当し、販売条件と配信設定の確認は人が担当する。この分担が、効率と信頼を両立させます。
【今日からできる3ステップ】
- 次に案内したい商品を1つ決め、確定情報(価格・期間・リンク)をまとめる
- AIに構成 → 件名3案 → 本文の順で作らせる
- テスト配信で、配信前チェック7項目を確認して送る
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