新商品を公開したら、Instagram、X、LINEにも案内したい。でも媒体ごとに文章を考える時間がなくて、結局、同じ文章をコピーして貼っている。心当たりのあるショップは多いのではないでしょうか。
同じ文章の使い回しが効きにくいのは、SNSごとに「読まれる場面」「ちょうどいい長さ」「お客様が期待している情報」が違うからです。Instagramで写真とともに眺める文章と、LINEで通知として届く文章は、同じ商品でも役割が別です。
AIを使えば、一つの商品情報をもとに、媒体ごとに役割の違う文章案を一度に作れます。この記事では、SNS投稿を作り分ける基本の手順を紹介します。
【この記事でわかること】
- 投稿の目的を一つに絞る理由
- すべての媒体に共通する「商品情報の整理」
- Instagram・X・LINEそれぞれの書き分け方と、投稿前の確認項目
最初に「この投稿の目的」を一つ決める
商品を知ってもらう、使い方を伝える、販売ページへ案内する、来店を促す。投稿には必ず目的があります。一つの投稿に目的を複数詰め込むと、文章の中心がぼやけて、結局どれも伝わりません。一投稿につき目的は一つを基本にしてください。
AIには「新商品の認知を広げたい」「既存のお客様に再入荷を知らせたい」のように、誰に何をしてほしいかを最初に伝えます。
共通の商品情報を一度だけ整理する
商品名、特徴、価格、発売日、在庫状況、使う場面、対象のお客様、商品ページのURL。これらを「共通情報」として一枚にまとめます。販売条件や日付は、AIに推測させず正確に入力してください。
この共通情報を土台に各媒体の文章を作ると、媒体ごとに価格や発売日が食い違う、という事故を防げます。
媒体ごとの役割に合わせて書き分ける
同じ商品情報でも、媒体によって書き方はこう変わります。
- Instagram:写真が主役。商品の背景や使う場面を、写真を補う形で。ハッシュタグは商品と投稿内容に関係するものだけ
- X:結論や新しさを冒頭に。短く、反応しやすい問いかけを一つ添える
- LINE:すでに接点のあるお客様向け。入荷・期限・特典など、行動に必要な情報を簡潔に
すべての媒体を同じ長さにする必要はありません。むしろ、長さの違いこそが「作り分けた」証拠です。
一つの商品から、複数の切り口を作る
新商品のお知らせ以外にも、切り口はいくらでもあります。開発の背景、使い方、サイズの選び方、スタッフのおすすめ、よくある質問、お客様の声。
AIに「この商品から投稿テーマを10個出してください」と頼み、その中から「事実として伝えられるもの」だけを選びます。一つの商品が、1回の告知で終わらず、数週間分の発信に育ちます。
一つ注意点があります。お客様の声やスタッフの感想を投稿する場合、実際にない声を作ったり、スタッフの投稿をお客様の投稿のように見せたりしないでください。2023年から、いわゆるステマ規制(景品表示法)の対象になっています。
投稿前に人が確認する
投稿ボタンを押す前に、次の5点を確認します。
- 価格、販売期間、在庫の表記は正しいか
- リンク先は正しい商品ページか
- 画像と文章の商品が一致しているか
- ハッシュタグは商品や投稿内容に関係しているか
- 事実でないこと、根拠のない表現が混ざっていないか
投稿を自動化しても、コメントやメッセージへの返信は、お客様の状況に合わせて人が判断します。ここは、AIに任せないほうがブランドを守れます。
よくある質問
3つの媒体すべてに毎回投稿する必要がある?
ありません。お客様が多くいる媒体を優先し、他は月に数回でも構いません。「続けられる本数」から始めるほうが、結果的に発信量は増えます。
AIが作ったハッシュタグはそのまま使っていい?
関係のないタグや、流行っているだけのタグが混ざることがあります。商品と投稿内容に関係するものだけに絞ってください。
まとめ
SNS投稿は、目的を一つに決め、共通の商品情報を整理したうえで、媒体ごとの役割に合わせて作り分けます。AIは文章の展開と複数案づくりに使い、販売条件の確認とお客様対応は人が担当しましょう。
【今日からできる3ステップ】
- 直近の新商品を1つ選び、共通情報を一枚にまとめる
- AIにInstagram・X・LINE用の3パターンを作らせる
- 投稿前チェック5項目を確認して、まず1媒体から投稿する
ママダカラEC AIでは、同じ商品情報からSNS、メルマガ、ブログ向けの文章を一度に作成できます。
【あわせて読みたい】
EC業務へのAI導入をご検討の方へ
ママダカラEC AIは、商品説明、SNS、メルマガ、ブログ、画像制作など、EC運営で繰り返し発生する業務を支援します。登録不要のデモと30分の無料相談をご用意しています。
