「AIに詳しくないので、相談してよいのか分からない」「何を準備すればよいですか」。こう書き添えてくださる方が少なくありません。先にお伝えすると、EC AIの無料相談に、専門用語も完成した計画も要りません。
30分で伺うのは、どのモールを運営していて、どの作業に時間がかかり、何を改善したいか、の3つ。そこから、AIで試しやすい業務と人が担当し続けたほうがよい業務を一緒に整理します。AIで「できること」だけでなく「やらないほうがよいこと」もお伝えします。
この記事では、準備しておくとよい7つの情報と、相談のあとに何が起きるかを紹介します。EC×AIメディアの70本目、最後の記事です。
【この記事でわかること】
- 無料相談の30分で、何を聞かれ、何が決まるか
- 準備しておくとよい7つの情報と、それぞれを聞く理由
- 相談後の選択肢(自分で試す・診断・導入・月額伴走)と、70本の記事の使い方
1.利用しているECモール・カート
楽天、Amazon、Yahoo!ショッピング、Shopify、BASE、STORESなど、いま使っているサービスと、今後出店を考えているサービスをまとめます。受注や在庫、問い合わせで使っている関連ツールも分かる範囲で。
同じ「商品登録」でもモールによって手順と制約が違い、AIで下書きできる範囲が変わるからです。モールの組み合わせが分かるだけで、提案できる業務の候補は半分に絞れます。
2.商品数と更新頻度
総商品数、月の新商品数、SKU・バリエーション数、繁忙期を確認します。「300点くらい、月に10点ほど追加、色とサイズで1商品あたり6SKU」程度の粒度で十分です。
色やサイズが多い会社は登録と在庫管理の負担が大きく、商品数が少なくても説明文が長い業種(食品やコスメ)では表現の確認に時間がかかります。負担の種類で、AIの使いどころが変わります。
3.担当人数と役割
代表、EC担当、制作、受注、問い合わせ、外部スタッフの人数と役割を整理します。誰に業務が集中し、休むと止まる作業があるかも大切な相談材料です。
AIの導入でいちばん変わるのは、ツールではなく「誰が何をするか」です。担当が一人なら確認時間を増やさない設計が、在宅スタッフがいるならAIの下書きをスタッフが仕上げる分担が組めます。
4.時間がかかっている業務
商品登録、商品ページ、画像、SNS、メルマガ、問い合わせ、レポートなど、困っている作業を3つ挙げてください。可能なら月間の作業時間も。「商品説明に1点40分、月10点で約7時間」のような形です。
時間が分からなければ、相談の前に1週間だけ記録してみてください。方法とチェックリストは『EC業務の棚卸しをAI導入前に行う方法【チェックリスト付き】』にまとめています。この表があれば、30分の密度が変わります。
5.元データの保管場所
商品台帳、画像、過去の説明文、問い合わせの履歴、売上CSVが、どこに、どんな形であるかを確認します。
個人情報や機密資料を送る必要はなく、ファイルの種類と管理のしかたが分かれば十分です。元データの状態は、最初に試せる業務の決め手です。売上CSVが毎月出せるなら、個人情報を除いた集計の自動化はすぐ試せます(『ChatGPTにCSVを読み込ませてEC売上を分析する手順【プロンプト付き】』)。
6.目標と困っていること
時間を減らしたい、更新を増やしたい、ミスを減らしたい、スタッフに引き継ぎたい。優先する目標を一つ決めてください。
売上だけでなく、作業時間、制作件数、修正率、公開ミスの件数も成果です。「売上を上げたい」より「月10時間を取り戻したい」のほうが、AIの設計はずっと具体的になります。
7.希望時期と予算感
繁忙期、新商品の発売、補助金の申請など、希望する時期があれば教えてください。予算が未定でも問題ありません。自分で試す、診断、導入支援、月額伴走の選択肢を、費用の幅とあわせて比べます。
補助金を考えているなら、交付決定前に契約しないという順番の制約があるので、先に『ECのAI導入に補助金は使える?2026年の対象経費と確認ポイント』をお読みください。運営代行への外注も検討中なら、『ネットショップ運営代行の費用相場は?AI時代の外注範囲と選び方』の7項目で条件を整理しておくと比べやすくなります。
無料相談後の流れ
相談だけで課題が整理できれば、そこで終わりで構いません。こちらから契約を迫ることもありません。
業務、作業時間、商品情報、体制を確認して優先順位と導入案を資料にするなら、EC AI診断(55,000円)をご案内します。導入支援は330,000円からで、テンプレート、運用ルール、研修、実務への組み込みまで。月次の振り返りが必要なら月額伴走(任意)があります。
診断の結果、「導入は不要。自分で試す方法で十分」という結論になることもあります。その場合はその方法をお伝えして終わりです。必要な段階だけを選べる形にしているのは、合わない導入で費用と時間を失ってほしくないから。費用の全体像は『AI導入支援の費用相場は?自分でやる・ツール契約・外注の3パターン比較』にまとめています。
70本の記事をどう使うか
70本の記事のうち、相談の前後に読むなら次の4本が入口です。
- 何から始めるか迷っている:『ネットショップのAI活用、何から始める?18年ECをやってきた私が勧める最初の3つ』
- そもそも導入すべきか確かめたい:『自社にEC AIは必要?導入前チェックリスト』
- 導入を決めて、最初の1か月の進め方を知りたい:『EC AIを30日で定着させる導入ロードマップ』
- 導入後、成果を出し続ける仕組みを作りたい:『ECのAI活用を成果につなげる改善サイクル』
記事を読んで自分で進められるなら、それがいちばんです。読んでも自社に当てはめにくいときに、無料相談を使ってください。
よくある質問
相談したら、売り込まれませんか?
無料相談の目的は、御社の業務のどこにAIが向いていて、どこに向いていないかを整理することです。契約を前提にした話はしませんし、診断や導入が不要だと判断すればそうお伝えします。
相談の前に、資料を送る必要はありますか?
ありません。7つの情報をメモ程度にまとめていただければ十分で、商品台帳や売上データの実物も相談の時点では不要です。お客様の個人情報を含む資料は、無料相談ではお預かりしません。
まとめ
EC AIの無料相談では、利用サービス、商品数、担当者、時間がかかっている業務、元データ、目標、時期と予算の7つを伺います。すべてそろっていなくても、いま困っている作業を一つ伝えられれば相談は始められます。
【今日からできる3ステップ】
- 困っている作業を3つ書き出し、1つだけ1週間の作業時間を記録する
- 利用モール、商品数、担当者の人数をメモにまとめる
- 無料相談を申し込み、メモを見ながら30分話す
【あわせて読みたい】
まずは30分の無料相談から
ネットショップのAI活用は、会社ごとに適した業務と順番が異なります。現在のお悩みや作業内容を伺い、AIで試しやすい部分と人が判断すべき部分を整理します。いきなり契約する必要はありません。まずはお気軽にご相談ください。
